Jul2019. CYRIC log 
7/1-7/5
 7/1 (Mon.) 
 raspberry pi 接続 
(CYRIC 実験系ネットワーク 192.168.253.X)
raspberry pi IP set 
-  static ip_address (@ /etc/dhcpcd.conf) -> 192.168.253.32/24 (24はmask)
  -  reboot
  -  ifconfigで自身のIPアドレスを確認.
 
 
PC IP set (Windows) 
-  コントロールパネル → ネットワークとインターネット → ネットワークと共有センター → イーサネットの状態 → イーサネットのプロパティ → インターネットプロトコル バージョン4 (TCP/IPv4) のプロパティ
  -  →192.168.253.11
  -  一度無効にし,もう一度有効にする.
  -  ifconfigで自身のIPアドレスを確認.
 
 
PCからraspiにssh接続できるかを確認.(@control counting room1) 
-  PCとraspiを,それぞれ別々のネットワークハブに接続.
  -  PCから, ping 192.168.253.32 でpingが通ることを確認.
  -  raspiから,ping 192.168.253.11 でpingが通ることを確認.
  -  もしpingが通らない場合,ネットワークハブを介さずに,PC-raspi接続にして,同様にして確かめる.
 
 
PCからraspiにssh接続できるかを確認.(@target room3) 
-  (monitor, key board, mouseがない...小さいのでいいのでdisplay(HDMI端子)(またはVGN to HDMI connector)がほしい...あとはehernet LAN cable)もいろいろ持ってくると便利.4pinのcable必要.)
  -  上記と同じようにして,pingが通るか確認したら,なぜか通らなかった.(raspi or pcのIPが勝手に変更された?ethernetが生きているか?どこかの機器のIPがcollisionしているか?)
  -  CYRIC用のPC(192.168.2.10と書いてあるThink Pad)と,PCまたはraspiと接続できるか確認.
 
 
CYRIC PCのIP確認,接続 
-  192.168.2.10にする.
  -  (Windowsのコマンドなので)コントロールパネル → cmd → ipconfigで確認.
  -  PCを192.168.2.11,raspiを192.168.2.12に変更し,CYRIC PCとそれぞれを接続 → pingが通った.
 
 
PCからraspiにssh接続できるかを再確認. 
-  このIPでPCとraspiを接続 → pingが通った.(192.168.253.nがあまりよくない?)
  -  PCとraspiを,ハブを経由して接続.(奥の棚の上にあるハブ or XYZstageをcontrolするbox?の中にあるハブ)→ pingが通った.
  -  PCをcounting control room1に移動させ,そこでpingが通るか確認 → ok
 
 
 thermal control system 
irradiation box内の温度を測定するsystem.box上側と下側の2か所の温度を読み取る. 
-  raspi(@target room3)と,irradiation box内に入っているNTCを,接続.
  -  cd (/home/atlasj/)work/CYRIC
  -  sudo i2cget -y 1 0x35 0xDF (configを通す)
  -  sudo python themo_controllFNAL.py
  -  (themo_controllFNAL.pyで,温度・湿度を測定し,N2の弁をswitchingしてくれる.Tup=NTC上側,Tdown=下側に相当.)
  -  (別teminalで)cd work/CYRIC/TempMon
  -  source /usr/local/ROOT/v5.34/bin/thisroot.sh
  -  ./mkplot.sh -l 3 -H 1
  -  (詳しくは,http://atlaspc5.kek.jp/do/view/Main/Raspberrypi)
  -  なぜかいつもよりも温度がガタガタ.(adapter boardやNTCのせいではなかった → raspiのせい?)
  -  thermal_controllFNAL.pyか./mkplot.shを行うと,新しいデータの時間が,過去のデータの時間より前になり,plotがおかしくなる ← 改善すべき
 
 
 N2 control system 
irradiation box内を-15℃にするために,boxにN2を流す弁を制御させるsystem 
-  N2タンクに,弁をcontrolするsystemを設置.
  -  raspiとN2 switchを繋ぐ.(raspiのHPIO#4,15がswitchとinteraction.swichが逆のときは,thermo_controlFNAL.pyの中のHPIO#4,15をchange.)
  -  raspiとpower supplyを繋ぎ,24V印加
  -  switchの挙動が明らかにおかしい ← raspiのphotoMOS switchの1つが逝かれていた.
  -  spareのadapter boardに変更 → 正常に動作
 
 
 power tap ON OFF system 
XYZ stageをrebootさせるために,XYZ stageに接続するpower tapをOFF→ONにするsystem 
-  XYZ stageの電源をpower tapに接続.
  -  そのpower tapを,raspi adapter boardのmicro USBに接続.
  -  sudo python powertap.pyで電源をOFF→ONになるか確認.(これはphotoMOS switch0で行っている?)
  -  (photoMOSのハンダがうまくできてなかった.すいません.)
 
 
 XYZ stage controller 
 
-  controllerの電源は,power supplyからの24V.
  -  XYZ stageの大元?(@target room3)から出てるethernetをハブに接続
  -  controllerもハブに接続し,controlできるか確認.
 
 
 照射sampleをslotに設置 
写真を参照.特にRD53A moduleの固定方法や向きに注意.
ネジの数とか確認しておくこと.
 7/2 (Tue.) 
 N2 camera network set 
N2の残量をmonitoringするためのカメラ(keekoon,ディグタみたいな形)を,remote controlする. 
-  付属CDに入っているfileのうち,IP Camera Search Toolをinstall
  -  (IPCamera Viewerは不要.manualはCDに入っているが,下のattachmentに載せておいた(ガバガバ日本語))
 
 
IP Camera Search ToolでcameraのIP addressなどを編集する. 
-  ethernet cableで接続し,Search → atlasjを選択
  -  configure camera's network settings → (Obtain IP address automatically via DHCP)のcheckを外す.
  -  Camera Network Informationを変更する.
  -  IP:192.168.2.15,Subnet Mask:255.255.255.0,Gateway:192.168.2.1,DNS:8.8.8.8,Port:80
  -  Username:admin,Password:(いつもの) ← なくてもいけるかも?
  -  Apply → Search → atlasjのIPが変更されていることを確認.
  -  FireFox で,そのIP address(192.168.2.15)を打ち込んで検索 → 上から2つ目のをclick
 
 
 irradiation 
照射前 
-  targetが全て格納されていることを確認(TARGETがSETされていると,targetなしのDampのcurrentが読めない)(単動・連続照射で,画面右側の照射位置は,「TARGET=格納」,「Beam SIDE=TARGET SET中」)
  -  beamを出してもらい,Faraday cup(上流)とDamp(下流)でのbeam currentを目標値に設定してもらう.
  -  (照射slotが複数枚ある場合)単動照射 → TARGET No.を入力 → TARGET SET (要は単動照射は,1つだけslotをset or 格納をする際に使う)
  -  連続照射 → TARGET No. , 開始位置,移動PITCH,移動回数を入力.(移動速度は20で固定,移動回数はzのみ変更し,x=1にする)(scanはまだしない)
  -  beamを止め,TARGET SET → SCAN開始
  -  beamを出してもらう.このときの開始時刻をmemo.Dampでのbeam current(target Damp)もmemo.
  -  予定beam stop時刻を伝えておく.
  -  途中alarmなどが鳴ったら下記のように対処する.(case2)
  -  照射中は,画面を触るとSCAN停止するので,気を付ける.(case3)
 
 
照射後 
-  beamを止めてもらい,そのときの時刻をmemo.
  -  連続照射 → CANCEL(scanを停止し,TARGET No.のslotを格納)
  -  (照射slotが複数枚ある場合)単動照射 → TARGET No.を入力 → TARGET格納
  -  格納されていることを確認.(画面右側で,照射位置がAlarmになっても特に問題はない)
  -  ここら辺でerrorになってalarmが鳴ったら下記のように対処.(case1)
 
 
何もなければ同じことを繰り返す.
 errorになった場合 
すぐに原点復帰を押さないこと!
TARGETをSETまたは格納(CANCEL)したときに発生した場合(case1) 
-  アラーム画面から,RESETをする.
  -  原点復帰を絶対に押さない
  -  手動2画面で,z→-方向に移動(約80くらいまで),y→0にする.(カメラ画面で絡まっていないか確認しながら)
  -  sudo python powertap.py(XYZstageをreboot)→(controllerもresetされる)
  -  原点復帰をする.
  -  targetが格納されているか確認
 
 
scan中にalarmが鳴った場合(case2) 
-  まずはbeamを停止させる.その時の時刻をmemo
  -  アラーム画面からRESETを行う.
  -  (もし不可能な場合は,powertap.pyでreboot)
  -  原点復帰をする.(targetが格納されているわけではないので大丈夫)
  -  (この状態ではTARGET SETされているがTARGET SCANできないので,)一度,単動照射 → TARGET格納
  -  連続照射 → TARGET SET → SCAN開始
  -  beamを再び出してもらう.(時刻をmemo)
  -  loss timeを算出し,予定beam停止時刻を修正,operatorに伝えておく.
 
 
途中でscanが止まった場合(case3) 
-  とりあえずbeamを止める.(時刻memo)
  -  CANCELなどできなくなるので,powertap.pyでreboot → 原点復帰 → 単動照射 → TARGET格納 → 連動照射 → TARGET SET → TARGET SCAN
  -  beamをもう一度出してもらう(時刻memo)
 
 
 other 
spread sheetのactivityに照射sampleのIDやsize, thickness, slot#などを書き込む.
N2補充 
-  内部圧力を高めるための,空気に触れさせてある管のバルブを閉じてから行う.
  -  補充直後は,上で閉じたバルブをある程度開け,圧力を少し上げる.(圧力メーターが2目盛りまるまで待つ)
  -  バルクを,閉めた状態からおよそ90度だけ回転させ,少し開けた状態にする.(目安)
 
 
 irradiation time log 
[19:35:00] 
-  ・Run #1 start
  -  (start position→x=-12, z=-24 ; pitch→x=1, z=48, scan回数=24 で誤ってset)
 
 
[19:55:20] 
-  Run #1 stop
  -  modify setting
 
 
[20:07:00] 
 
[20:49:08] 
 
[21:18:30] 
 
[22:17:44] 
 
[22:25:00] 
 
 7/3 (Wed.) 
[01:39:56] 
-  Run #3 finish
  -  target格納時にalarm → 問題なく対処
  -  N2補充
 
 
[02:08:00] 
 
[03:06:35] 
-  scan中にalarm → scan, beam stop
 
 
[03:10:00] 
-  Run #4 restart
  -  loss time → 00:03:25
 
 
[03:59:42] 
-  Run #4 finish
  -  target格納時にalarm → 問題なく対処
  -  N2 → -19kg
 
 
[04:08:00] 
 
[05:00:00頃] 
-  spread sheetのrun planの時刻のところの計算式で,参照場所がおかしかった.
  -  →終了時刻変更(06:30頃→05:30頃)
 
 
[05:25:45] 
 
[05:49:00] 
 
[07:14:00頃] 
-  N2の残量を見る体重計が0のまま変化しなくなっていた.
 
 
[08:20:26] 
-  SCAN中に単動画面に行ったらBOXがSTOPしたためBeam stop. およそ10sほどBOX停止したまま照射.
 
 
[10:14:34] 
-  SCAN中にボックスが停止のためBeam stop.
 
 
[10:19:30] 
-  RUN #7 restart
  -  loss time →00:04:56
 
 
[10:34:30] 
 
[11:16:30] 
-  RUN #8 start
  -  N2 -> 33kgまで入れた。(体重計治った?)
 
 
[11:47:31] 
-  SCAN中にボックス停止のためBeam stop.
 
 
[11:50:30] 
-  RUN #8 restart
  -  loss time →00:02:59
 
 
[14:14:31] 
 
[14:20:20] 
-  RUN #8 restart
  -  loss time →00:05:30
 
 
[14:55:02] 
-  SCAN中にボックス停止のためBeam stop.
 
 
[14:58:30] 
-  RUN #8 restart
  -  loss time→00:03:28
 
 
[16:46:05] 
-  SCAN中にボックス停止のためBeam stop.
  -  その隙に窒素補充 N2 5kg -> 33kgまで入れた。
  -  loss time -> 00:33:55
 
 
[18:20:52] 
-  RUN# 8 finish (1 minutes shorter than target)
 
 
[18:28:30] 
 
[19:03:00] 
-  BOX stop, loss time = 2m40s
 
 
[20:35:52] 
 
[21:02:00] 
 
[21:53:14] 
-  Tup~+5℃,Tdown~+7℃で高い.
  -  (beamがRD53Aのshield(Al)に当たり,beamが止まる.落ちたエネルギーが熱エネルギーに変換され,Box内の温度が上昇する.)
  -  N2の流量を増やすためにbeam stop
  -  Tdown~0℃になるまで待機
 
 
[22:36:00] 
-  run #10 restart
  -  Tup~-10℃,Tdown~+1℃
  -  loss time → 00:32:46
 
 
 7/4 (Thu.) 
[00:44:10] 
-  Run #10 finish
  -  勝手にraspiとのssh通信が切断
  -  ping 192.168.2.12は通るのにsshはできない("ssh exchange identification"と文句言ってくる → PC側の /.ssh/known_hostsを消去してもダメだった.PCを変えても同じくダメだった)
  -  raspiを直でreboot → 何事もなかったかのようにsshできるようになった.
  -  (sshせずに)raspiからthermo_controllFNAL.pyをし,PCからsshして./mkplot.shをした.
  -  (thermo_controllをraspiからしたので)温度や湿度の値を読むために,data/templog_run1.textを読み込むshell scriptを作成.
  -  (raspiのscreenを読み出せればいいのだが…)
  -  N2補充
 
 
[01:36:00] 
-  Run #11 start
  -  (Run #10と#11は共にRD53AでDamp current=810に対して,target Dampは#10→800,#11→710と異なるのは,#11のRD53Aのsensorを保護する板?が厚いからと考えられる)
 
 
[03:10:42] 
-  Run #11 finish
  -  照射中はTup~-7℃,Tdown~7℃くらいで安定していた
  -  N2補充(30kg)
 
 
[03:34:00] 
 
[04:20:29] 
-  Run #12 finish
  -  Tup~-25℃,Tdown~-15℃
 
 
[04:25:00] 
 
[05:19:51] 
 
ALL Run 終了後 
-  irradiated sampleを放置
  -  N2 → 20kgになるように補充(Box内を冷却させるため,かつN2多すぎてもダメなので)
 
 
 dosimetry 
各slotにつけたdosimetor(AlとCu)の放射能を測定し,各slotの照射量を推定する.
Network MCA monitoringprogtam for wndowsの使い方 
-  start→測定する積分範囲を指定→peak ch付近をclick→# of count (Cnt)がある程度
 
 
calibration 
-  checking sourceとして,Co(60)とCs((137)を使用.
  -  Ge detectorと線源の距離を変えながら測定.今回は,Co→5cm, Cs→cm.線源が板?よりGeに近いようにする.
  -  a
 
 
放射能を測定 
-  1e16未満は3cm,1e16以上は9cmで測定(時間短縮,MCA or Ge detectorの読み出せるrateの関係)
  -  edit -> copy text date startch->0, end start ch -> 4095(?) -> memo帳にcopy →保存
 
 
照射量を推定 
 
slot3(strip, LGAD;3e15) 
-  doseが明らかに少ない.
  -  G10を見てみると焦げたところの位置が,センサー位置から大きく外れたところにあった.(写真参照)
  -  box機械の不具合が原因?→ beam currentがscanで変わっていることを確認するしかない??(pinpointで当たっても10くらいしか変わらないので判別つかないのでは?)
 
 
slot8, 9 
-  共に,(照射sampleに対して)上流側のdosimetor(#14,#15)のdoseは100%なのに対して,下流側(#18,#19)では50%未満
  -  simulationによって,このsampleはbeamを3%ほど損失させる,と考えられていたので,simulationと実験結果が大きく異なった.
 
 
slot12(RD53A) 
-  上流側のdosimetor(#51)のdoseが明らかに少ない.
  -  これは,センサーをカバーするガラス?の上にdosimetorを貼っていて,照射によってガラスが変形し,dosimetorが外れたため.
  -  ガラス?は1e14に耐えられない.
 
 
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 Atlasj Silicon  - 2019-07-03 
 Comments 
2019/7/3
[13:40頃]
温度が0度付近で一定になり冷えない.kinkによる原因が考えらえるため,次回からは取り換える必要があるかもしれない.
照射中にbeamを(Box全体を見るカメラから)見れるように,32courseのライトをON, OFF切り替えるようにしたい → raspiにもう一つswitchを載せて,remoteで操作可能にしたい.
slotの格納を観察するカメラを,広角レンズのものに変え,カメラ1台で観察したい.
RD53A 照射のとき,温度が上がるのでその対処.
raspiの温度ガタガタ問題(±2℃は大きすぎる?)