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Source Scan
ここではバンプオープンなどを知るのに有用なソーススキャンの方法について述べる。
ソーススキャンにはR/O chipの内部トリガーを使うFE_ST_SOURCE_SCANと外部トリガーを用いるがある。
内部トリガーを用いる場合(FE_ST_SOURCE_SCAN)
下準備
FE_ST_SOURCE_SCANを使用する場合、DIGITAL_TESTで応答が0となるピクセルを読み出そうとするとセルフトリガーを発行することができない。
そのため、DIGITAL_TESTを行って応答の無いピクセルをマスクする必要がある。
- [Right Panel] -> PixScan panel
- [Selected std. configuration:] -> DIGITAL_TEST -> Start Scan
- [Right Panel] -> Data panel -> Plot Occupancy を右クリック -> Generate mask from histogram
- マスクしない範囲を指定(例 190 < OCCUPANCY < 210 と指定すると、この範囲以外のピクセルをマスクする)
- [Edit] -> set all masks from scan -> 出力ファイルを指定 -> スキャン名を選択 -> HITOCCを選択 -> Apply to ENABLE & ILEAKにチェックを入れ、OK
- config editor -> FE MAsks, Pixel -> ENABLE mapの上で右クリック -> Display/Edit -> Save (1と0が反転していたらENABLE map -> Invert)。ILEAK mapも同様にしてSaveする。
FE_ST_SOURCE_SCAN
- [Right Panel] -> PixScan panel
- [Selected std. configuration] -> FE_ST_SOURCE_SCAN
- [Basic Pars] -> Events per scan point に取得したいイベント数を記入
- Start Scan
- [Right Panel] -> Data panel -> Plot Occupancy
放射線照射後のセンサーの場合、Start Scanを押した後でもEvent rateが増えない場合がある。
これはDIGITAL_TESTで応答が無いピクセルが変動しているためと考えられる。従って、繰り返しDIGITAL_TESTでmaskをするとEvent rateが増えることが多い。
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Daiki Yamaguchi - 2015-04-04
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