RCE Instruction
ここではRCEを用いてデータ取得をする方法を述べる。
Instruction
1) 環境設定
ターミナルを開いて次のにコマンドをうつ。
cd ~/daq/rce
source scripts/setup_rce-04-00-01.sh
(unsetenv LC_CTYPE)
rce_killall
ipc_server &
rce_ipc_server &
rce_is_server &
rce_load rce20
"rce20"は変わっている可能性があるので注意。最後のrce_loadで"reboot"で止まってしまう場合はRCEのVMIクレートのリセットボタンを押すか、電源ケーブルの抜き差しを行う。
2) GUIの立ち上げと操作方法
GUIの立ち上げ。
calibGui
Global configをセットする。"Load"から選択。Global configは、どこのリンク(inlink, outlink)に個々のconfigに対応するmoduleがあるか、"include"するか否かなどを指定するファイルである。
個々のconfigの確認には"Choose"から選択すればよい。これは個々のR/O chipのレジスタに書き込む値などが記述されている。
その後、出力ファイルの保存先を指定する。
TEST menuからテストを選択。USBPixとは違い、RX_DELAY_SCANはないので最初はDIGITAL_TESTを行うのがよい。
Startを押すとTESTが開始される。結果は[Plot]から見ることができる。
Primlistでテストをしたい場合はPrimlistをloadしてStartを押せば、開始される。
FAQ
DIGITAL_TESTが通らないとき
以下を確認。
- LVケーブルなどの配線や、Input/Output Linkの指定が間違っていないか。
- LVPSとRCEのHSIO boardのGNDを合わせているか。あるいはHSIOの電源が入っているか。
- 正しいGAを指定しているか。
それでもダメな場合以下を試す。
- DisableColumn のマスクをしてみる。
DisableColm1,2,3がUSBPixのDoubleColumnMaskに相当しており、Double Columnを"16+16+8"に分け,"00001010" => "0x…"と16進数で表現する。
THRESHOLD_SCANで縞模様が現れる。
以下を試す。
- 冷却し、HVを印加する。
RCEでのTuningはHVに依存する傾向にあるため(ノイズにsensitive?)、多くの場合これで解決する。
- Amp2Vbpf あるいはVthin_AltCoarse, Vthin_AltFineを上げる。
- LV 電源のon/off
- 時間をおく。
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Daiki Yamaguchi - 2015-04-04
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