Difference: MagneticFieldTest (5 vs. 6)

Revision 62015-10-15 - AtlasjSilicon

 
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Magnetic Field Test at KEK

目的

 Ni/In バンプボンディングの磁場耐性の確認

クオリティーの安定性に少し不安のあるSnAg bump-bondingの代わりとして、Ni/In bump-bondingを開発中。

Ni/Inはクオリティーが安定していて温度サイクルにも強いが、Niが強磁性体であることを考えると、ATLASの磁場中にインストールした際にバンプが剥がれることが考えらえる。

そこで、バンプの磁場耐性試験を行う。

 Pixel 検出器の磁場中での性能評価

磁場中で安定して動作するかを検出効率やローレンツ角の測定を行い評価する。

 Muon 崩壊の観測

準備 ( log)

  マグネットについて

使用申請と低温セミナー

   MRIマグネット

シンチレータとMPPCを用いたトリガーシステム

磁場中での使用を考慮し、光電子増倍管を使わないMPPC+Scintillatorのトリガーシステムを作成(by 原先生)

トリガーシステムの大きさ、回路については MPPCtrigger.pptxを参照

回路部変更点

トリガー信号の幅が狭くてMulti I/O boardで信号を受け取ってくれなかったため、回路を変更(UA733 3-12→4-11 赤文字部)

この部分を変更することで、信号が大きくなり、Thresholdを設定したときに広い信号を出力できる。

trigger_circuit.png

Threshold設定電圧

Thresholdの設定電圧まとめ。オシロスコープで信号を見ながら、noiseを拾わないぐらいの電圧を設定した。

Scintillatorを上にしたときの左をLeft、右をRightにしている

NR0 NR1 NR2 NR3
Right 0.304V 0.446V now repair 0.406V
Left 0.298V 0.445V now repair 0.403V

Trigger Logic Unit の開発

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Spartan3のverilogコード→ TLU_Cosmic.v
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Spartan3のverilogコード→ TLU_Cosmic.v
 

磁場耐性試験用の架台とスキャナーステージの開発

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コントローラ
  スキャナステージの操作用ソフトとして、GUIのものとバックアップ用としてTera Term(フリーフェア)を用意。

後者のソフトの場合、ある文字列(コマンド)を送信すると、コントロラーがそれを認知しドライバがモータに信号を送る。

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コントローラの仕様の詳細は
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コントローラの仕様の詳細は    コマンド例   EMP-400
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今走らせている無限(とみなせる)ループの終了

 
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コマンド例
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プログラムを強制終了して、ステージがモータに近いところで、コンセントを抜いてください
 
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EMP-400

マグネットへの固定
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ステージの基本

  • 台形ねじのリード   1.25mm  (1回転で進む距離)
  • モータのステップ角  0.72°  (1パルスで回転する角度)
  • モーター駆動     ハーフステップ 0.36°
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ステージの使い方(GUI編)

自動制御
  1. デスクトップの「自動制御.exe」のショートカットを選択しアプリケーションを開く
  2. COMポートを選択 (右側のUSBポートならCOM4、左側ならCOM5)
  3. 原点だしを実行
  4. 各種パラメータを設定
  5. RUNで実行
手動制御
  1. 繰り返し回数の代わりに移動量を指定する。これ以外はすべて同じ。

トラブルと対策
  • リミットセンサに触れた
    →原点だしを実行してください
    →原点(モータ側)から遠い場合は以下のとおり

    1、原点だしを実行
    2、センサから離脱したらコンセントを抜く
    3、手動制御プログラムを実行
    4、原点だしを行わず、「回転方向逆」、「速度5mm/sec以上」、「初速、加速度 1mm/sec (mm/sec^2)」、「移動量 150mm」でRUN
    5、原点センサに触れるまで、繰り返す
    6、原点だしを実行


  • 変な音が出る     コンセントを抜いてください
注意事項
  • 必ず原点出しを先に行う
  • 必ず「初速度<速度」とする
  • 何か異常があったらコンセントを抜く
  • プログラムを走らせ終わったら、プログラムの再起動とコントローラのリセット(コンセントを抜いて挿す)を行う方が良い

ステージの使い方(Tera Term編)

原点出しと繰返し駆動
  1. Tera Termを起動
  2. シリアル通信選択し、COMポートを選ぶ
  3. ENTERを一回押すと 0> と表示される(ここからコマンドの入力が可能になる)
  4. 「RUN 1」と入力し、原点出しをする
  5. 「RUN 11」でループが実行される
コマンドの編集
  1. 「EDIT 番号」で変更したいプログラムが編集できる
  2. 「A 列番号」で、ある列のコマンドを書き換えられる
  3. 「I 列番号」で、ある列にコマンドを追加できる
  4. 「D 列番号」で、ある列のコマンドを削除できる
シーケンスプログラム1の内容
  1. OFS -100 原点オフセットを100パルス分とる
  2. H +    回転方向をモータ側に設定
  3. SEN 2   リミットセンサの数を指定
  4. ACTL 1 0 0 0 1  センサモード(常時開or閉)を指定
  5. VS 500  初速を500パルス/secに
  6. V 800  駆動速度を800パルス/secに
  7. T 30  加速度を30パルス/sec^2に
  8. MHOME  原点出しを実行 ※GUIでの原点出しは実際のところ、RUN 1を送り、このシーケンスプログラムを実行している
 

Ni/In バンプのReal 4-chip-cards

2015/10/9に届いた4chip module×4のbefore-parylene & beforeTCのtuning & source scan結果→ KEK101-104.pptx

どのモジュールもバンプオープンはなかった。

-- Koji Nakamura - 2015-10-10

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