CERN Testbeam 準備のページ
出張前にやっておくこと
1、書類の準備
- ATLASの登録ページより" Registration Form"と" Home Institution Decralation"を記入して用意しておく。
(HIDには必要事項をすべて記入しておくこと。日付は開始(手続きする日)と終了(修士終了日)を必ず記入する。)
- 指導教員に PRTでの登録を要請する。
- ATLAS REGISTRATION FORMを記入し、ATLAS SECRETARIAT(atlas.secretariat@cern.ch)にメールして登録を行う。( Computing accountが作られる)
- (旧情報) MEDICAL CERTIFICATE に必要事項(CERN IDは書かない)を記入し所属機関の放射線検診担当医のサインをもらっておく。
2017年4月30日からドシメータを取得するために必要な書類が institute certificateに変わりました。注意してください!
- 在学証明書(英語)をもらっておく.
何かあったときのために書類のコピーを2枚くらい用意しておく。
(備考)
CERNの提供するメールなどはブラウザによっては入れないことがあるのでエラーが出たら別のブラウザで試して見る。
2、Training
CERN computing accountを取得後すぐWebトレーニングを受講する。それぞれテストに合格する必要があり、3回間違えるとロックされる。
https://lms.cern.ch/
1, Computer Security(必須、アカウント取得後すぐ)
2, Radiation Protection -supervised area(必須)
3, Radiation Protection -Awareness(必須)
4, Radioactive Equipment - Traceability - TREC(余裕があれば)
3、CERN hostel
日程が決まったらまずHostelを予約する。基本的には毎回St.Genissにあるホステルを使用している。
日程が決まっていなくてもITkのビームタイムが年度の始めに分かるので、とりあえず日数を多めにして部屋を押さえておくと楽。後で日程変更・キャンセルはできる。
3-1、CERN hostel
(2016.10.31追加)
予約画面の空室表でFullの日であっても、予約変更で予約できることがある。
方法は、my reservations のカレンダーアイコンをクリックして、日程選択 → Apply changes
1、
http://smb-dep.web.cern.ch/en/CERN_Housing の左にあるBook now your roomを一回クリック
2、下の方に行くと"2、How to book"の項に"CERN web booking"があるのでクリックする。
3、"Made for"に自分の名前を記入し、到着日と出発日を指定して検索をかけると予約可能な部屋の情報が表示される。
4、予約予定のhostelが空いていれば、Book nowから予約手続きを行う(Credit card情報の入力が必要)
(MeyrinとSt Genis(よく使うのはSingle Washbasin)があります。詳しくは
http://gs-dep.web.cern.ch/en/CERN_Housing)
いずれにしろビームエリアからは離れているのでどちらでも可。空いてないのでキャンセル待ちかも。
(2017.7.30追加)
混雑期は宿が空いてなくて一度に予約をすることができず、定期的に空室を見つけて数日ずつ予約をすることになる。
そのような場合、同じタイプの部屋であれば以下の2つの方法で複数の予約をマージすることができる。
1、1つの予約をキャンセルしてもう一つの予約の期間を増やしてApply changes(空室状況によってはうまくいかないこともある)
2、Cern hostel (cern.hostel (at) cern.ch)にメールを送って複数の予約を1つにまとめて欲しい旨を伝える。この時部屋の種類が全て同じでないと高い部屋でマージされやすい。タイプを統一してからメールを送ると良い。
(2017.9.29追加)
宿泊開始日の4日前(諸説あり)にメールが送られてくる。それ以降はHPから予約日時を変更・キャンセルできずメールを送らないと変えられないので、あらかじめ多めに宿を押さえておいた場合は日程が決まったらすぐに変更しておいたほうが良い。
3-2、その他の宿泊施設
* Residhome Appart Hotel Le Carré D'Or
http://www.residhome.com/residence-hoteliere-aparthotel-prevessinmoens-192.html
(ビームエリアの近くです。まだ空きがあるみたい。)
その他周辺ホテルやマンスリーアパートの情報は以下を参考にしてください。
http://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/atlas/CERN-living/index.php?living#hotel
4、飛行機関連
旅費の枠が決まったら航空券を予約する。
航空券検索サイトで航空券を取得。(中東系は避けることが無難、また
移動時間が24時間を超えるフライトはダメ)
登場当日は、旅費関連の手続きのために航空券の半券が必要であるので必ずとっておく(航空券は、チェックインカウンターでチェックインするともらえる)
ヨーロッパ圏内でトランジットする便の場合、ヨーロッパ圏内の移動は国内線扱いになるので楽。(代表的な所で、チューリッヒ、ヘルシンキ、ヒースロー、ブリュッセル、フランクフルト、パリ、コペンハーゲン、ワルシャワ、アムステルダム)
5、お金
CERN内外で通貨が異なるので
ユーロと
スイス・フランの2種類が必要。それぞれ400ずつあれば大丈夫。
大きめの銀行や空港などで両替できる。
6、KEKのATLAS秘書に連絡(KEK予算で行く場合)
KEKの本田さんに出張の旨を伝える。日程と出張申請書、旅程表、航空券の見積書(燃油代など内訳が載っているもの)を添付する。
出張申請書はフォーマットがあるので誰かにもらってください。
7、海外旅行保険の加入
KEKのATLAS科研で行く場合
→ 自動加入されるので保険証書(英語)のみ印刷して準備しておく。
大学の予算で行く場合
→ 各自保険に必ず入ること。入ったら保険証書(英語)を印刷する。
(備考)筑波大はAIU海外保険タイプN14が推奨(
http://www.aiu.co.jp/travel/price/plan/syuccyou.html)
8、生活
st.genis hostelにあるもの
- フェイスタオル、バスタオル・・・各1枚(3日に一回取り替え)
- プラスチックコップ・・・1個(電子レンジ不可)
- ハンドソープ
- 洗濯機、乾燥機・・・共用(受付でコインを購入する)
- 鍋(片手、フライパン)・・・各1個
- 食器洗い洗剤、スポンジ・・・共用
- IHヒータ・・・共用
- 電子レンジ・・・共用
- プラスチックのナイフ、フォーク、スプーン・・・各2個
- 自販機(飲み物、軽食)・・・ユーロのみ
これ以外のもの無いと考えておいてください
日本から持って行ったほうがいいもの
- 皿、コップ(電子レンジ対応)
- カトラリー、箸
- カミソリ
- 洗濯洗剤
- シャンプー、リンス、ボディーソープ
- スリッパ
- コンセント変換具
- エコバッグ
- ティッシュペーパー
- はさみ
CERN到着後
1、Hostelの鍵の受け取り(St. Genis hostel)
1-1、到着が昼の場合
Meyrin hostel受付に鍵を受け取りに行く(Build 39)
1-2、到着が夜の場合
Gate Bに行き、守衛の人にHostelの鍵を受け取りにきたと伝える。(パスポートを提示し、紙にサイン)
帰国までに宿泊代金をHostelの受付に払いに行く(Credit cardで支払い可 VISA/Mastercard)
支払いが終わると、鍵がコンパクトなものになる。
2、CERN ID
Gate BでID見せろといわれますが、いまから取ると言えば大丈夫。
CERN Mapを頼りにRestaurant 1 の近くにある"Users Office"にいって用意しておいた書類を提出して、CERN IDを作りたいと言う。
その後、bld.55 (Gate Bの側の建物)の入ってすぐ左手の部屋に書類を見せて、写真を取られ、CERN IDの出来上がり。
PRTが登録されていないとIDを作成できない。
その場合は一時的にvisitor's access cardを作ることになる。
ATLAS secretariat(bld.40)に行ってcodeを発行してもらう。
その後メインエントランス(bld.33)の機械にcodeを打ち込み担当にパスポートを見せ、visitor's access cardを発行する。
visitor's access cardは3日しか使えず、権限もない。
早めに指導教員に連絡を取りPRTを登録してもらう。この時パスポートとHIDが必要なので添付する。
3、ドシメーターの取得
午前中でないと閉まってしまうので注意!!
bld.55 (Gate Bの側の建物) の1階で順番待ちのチケットを発券する。
書類とアクセスカード(パスポートもいるかも)を提示して、ドシメータを作りたいという。
ドシメータをもらえるので、2階に行ってアクティベーション(網膜スキャン)を行う。
4、Access Request
H6 areaのアクセス権の申請(はじめて行く人はCERNでIDを取得後)
EDHのAccess Requestから、"+Add"
以下すべてを申請する。
Access Site: PREVESSIN
Access Build.: 887
Access Zone: Control Room HNA-453 (0887-1-R52)
Justification: ATLAS ITk Testbeam
Control Room HNA-455 (0887-1-R53)
Control Room HNA-447 (0887-1-Q45)
Control Room HNA-457 (0887-1-Q54)
--
Daiki Yamaguchi - 2014-10-09
Comments