LOG for ARTBL Testbeam in December 2023
事前準備
2023/10/10 村山
HSIO2&pc26接続確認
手順
- /home/atlasj/work/FNALtestbeam2023 をARtestbeam202312という名前でコピーし、不必要なファイルを削除
- ssh root@rce0
- source setup.sh
- calibserverでサーバーを立ち上げた。
- source daq/rce/scripts/setup-env.sh
- cd ~/work/ARtestbeam202306/HSIO2
- calibGui でcalibGUIを立ち上げた。
FEI4動作確認 (2023/6のARTB logからのコピペ)
- ConfigFile 設定
- GUIの上部 [Update] [Save] [Save As] [Load] のうち [Load]をクリック
- ファイル選択の画面になるので /home/atlasj/wotk/ARtestbeam202306/HSIO2/rceconf/KEK114.cfg を選択
- [Load]横の Config Name が KEK114、Key: が空白になっていることを確認
- Config Root Dir: の横の [Browse] をクリック
- 先ほど同様ファイル選択の画面になるので /home/atlasj/wotk/ARtestbeam202306/HSIO2/rceconfに該当するようツリーをたどる
*最後のクリックが [rceconf]。rceconf/内のファイルはクリックしない
- ファイル名を入力する部分に configs と入力して決定
*configsのファイルはrceconf内に既に存在するが、それはクリックせずに名前を正しく入力すること
- Data Dir: の横の [Browse] をクリック
- 先ほど同様ファイル選択の画面になるので /home/atlasj/wotk/ARtestbeam202306/HSIO2に該当するようにツリーをたどる
- ファイル名を入力する部分に data と入力して決
- 上部 [Config Halfstave A] のタブをクリック → 1行目の4つ(Frontend A1-1...) それぞれ[included] [valid] の2つともレ点がついているか確認
→今回はここでレ点がついておらず、手動でもうまくいかなかった。Chooseからrceconf/configs内のfileを選択したらレ点がついたので、KEK114.cfgが読めていない模様…
- digital/analog scan
- RunNumber を適当に指定。この後自動で数字が増えていくので、データがない状態なら0から始めるのが無難
- Scan ConfigのScan Type: プルダウンから [DIGITAL_TEST] を選択
- Tuning Parameters: を Target threshold:3000 / Target charge:10000 / <a href="http://atlaspc5.kek.jp/do/edit/Main/ToT?topicparent=Main.ARTBLTestbeamLog202306;nowysiwyg=0" rel="nofollow" title="ToT (this topic does not yet exist; you can create it)"> ToT </a> target vale:8 に設定しておく
- Analyze/Save Histos と Use Manc. Enc. にレ点がついていることを確認
- [Start Run] をクリック
- 少し待つと走り出す
- terminalに Done と表示されたら完了
- 上部右端 Plots から Plot を表示させて確認 → Occupancyで全体が真っ赤(or 50cntsに該当する色)ならOK
- 2から同様の手順を [ANALOG_TEST]で繰り返す
*RunNumberは自動で加算されるので操作不要
- PrimList でtune
- Prim List の [Load Primlist]をクリック
- ファイル選択の画面になるので /home/atlasj/work/ARtestbeam/HSIO2/primlist/primlist_3000e_10keto8tot.pl を選択
- [Start Run] をクリック
- 少し待つと走り出す
- GUIにFinishと表示されたら終了(まあまあ待つ)
- 上部右端 Plots から Plot を表示させ確認
- Occupancyの数字が大きいほうで真っ赤になってるか?
- 2次元mapにパターンが大きな欠損が見えていないか?
- 2つ目のファイルも開き、thresholdが3000になっているか確認 → thredistで3000中心のガウス分布が見えればOK
- Key番号(RunNumber)をメモする
- GUI上部左端の [Update] をクリック
- TOTtest
- Scan ConfigのScan Type: プルダウンから [TOT_TEST] を選択
- plotを見て8付近に鋭いピークがあればOK
- 線源を置いてSelfTriggerを見てみる
- 線源をKEK114のブラックテープがされている中心あたりに置く
- Prim Listの [Clear Primlist] をクリック
- Scan ConfigのScan Type:で [SELFTROGGER] を選択
- Start Run をクリック
- 60s~待機 *今回は100s
- [Running] をクリックして止める
- 上部右端 Plots から Plot を表示させ確認 → 線源の形が見えるはず
動作確認の結果
- KEK114
- digital/analog scan前
- VDDA: 1.4V/0.3A
- VDDD: 1.2V/0.02A
- digital/analog scan後
- VDDA: 1.4V/0.331A
- VDDD: 1.2V/0.967A
- Occupancy map : OK
- Primlistでtuning
- Key 48
- Occupancy map : OK
- Threshold:OK
- TOT : 8付近にピークがあったので、OK
- Self Trigger : plotで置いた線源の形が確認できた
- KEK112
- digital/analog scan前
- VDDA: 1.4V/0.3A
- VDDD: 1.2V/0.02A
- digital/analog scan後
- VDDA: 1.4V/0.416A
- VDDD: 1.2V/0.963A
- Occupancy map : ch2がおかしい→使用しないため動作確認を行わなかった
2023/10/16 能瀬 FEI4動作確認 続き
- KEK142
- KEK132
- LV:v1に1.8V/0.9A、その他3本はGND
- HV:-100V
- configは通った
- analog scan/diital scan も無事できた
- thresholdを3000e付近に調整できた(KEK142の片方(番号が小さい方)はあまりうまく行っていない)
- 残るはSelf Trigger scan
Curibguiがよく落ちるときの対処法
- rebootHSIO -r 0 のコマンドで再起
- ssh root@rce0 (pass root) でRCE0(基盤の上に乗ってるやつ)に入ってreboot で再起
- RCE0の電源を抜き差しで再起動
2023/10/24 村山 西野 前山 FEI4動作再確認
動作確認のRunNumber情報を記録していなかったため、動作確認したデータがどれがどれかがわからなくなったため、再度、計6つのFEI4の動作確認を行った。動作確認は10/10の時と同じ手順で行った。
結果
- KEK114,132,141,142
- digital/analog scan
- KEK114
- VDDA 1.4V/0.027A(scan前)、1.4V/0.99A(scan後)
- VDDD 1.2V/0.266A(scan前)、1.2V/0.389A(scan後)
- KEK132
- v1 1.8V/0.747A(scan前)、1.8V/0.974A(scan後)
- KEK141
- v1 1.8V/0.774A(scan前)、1.8V/1.037A(scan後)
- KEK142
- v1 1.8V/0.783A(scan前)、1.8V/0.978A(scan後)
- Occupancy map : すべてOK
- tuning
- Occupancy map : すべてOK
- Threshold:すべてOK
- TOT : すべて8付近にピークがあったので、OK
- Self Trigger : すべて線源の形が見えたので、OK
- KEK134
- digital/analog scan
- v1 1.8V/0.723A(scan前)、1.4V/0.921A(scan後)
- Occupancy map : OK
- tuning
- Occupancy map : OK
- Threshold:OK
- TOT : OK
- Self Trigger : 二つのうち片方で線源の形が見えない。
- KEK144
- digital/analog scan
- v1に1.8Vをかけても電流が0.286A程度しか流れず、scan等が行えなかった。
2023/10/25 村山 前山 (比江森さん)
外部トリガー動作確認
持ち物
FPGA、TLU adapter board FEI4の動作確認時のセットアップ
手順
- FPGAとTLU adapter card を合体して、FPGA側のコネクタとPC26をUSBで接続する。
- FPGAにあるethaアダプタとPC26をetha--USBで接続する。
- FPGAの電源ケーブルをさし、電源を入れる。電源スイッチはケーブルの横にある。
- TLU adapter card のCMOSout0とHSIO2のtriggerをlemoケーブルで接続。(CMOSout0からトリガーが来ているか確認するときは、CMOSout0をオシロにつなぐ。)
- FPGAのjumper pinが図のようになっていることを確認する。
- FEI4は動作確認の時と同様にLVをかけてcommunicateできる状態(CalibGui でDigital scanとかが通る状態)にしておく
- ~work/ARtestbeam202312/KC705TLU/KC705TLU_firmware 内で ./run.sh flash bitfiles/kc705tlu_EMU1.3msGBusy.bit(なければEMUの含んだbitファイルを選択)
でFPGAにTLUfirmwareを読み込ませることで、FPGAをTLUとして使用できるようになる。
- atlaspc26内で、source /home/atlasj/daq/rce/scripts/setup-env.sh で環境変数の設定を行う。
- cosmicGui -i 192.168.1.70 でcosmicGuiが立ちあがる。
- cosmicGuiで、configをcalibGuiと同様に設定する。(FEI4動作確認の1.ConfigFileを参照)
- cosmicGuiの諸々の設定を画像のようにする。
- Config DUTを見てレ点がちゃんとついているか確認する。(今回はつなげていないFEI4のレ点もついていたために問題が生じた。)
- Runningを押して走らせる。
- 別のターミナルで ~work/ARtestbeam202312/KC705TLU/KC705TLU_Software 内で./bin/startrun を実行すると、TLUのCMOSoutからトリガーが出てくる(ちゃんとトリガーが出ているかをオシロで確認)。
- もしstartrunでconnection errorが生じる場合はTLUのIP設定が行われているか確認する。(手順はHSIO2の時と同様で、アドレス:192.168.10.10 ネットマスク:255.255.255.0 ゲートウェイ:192.168.10.1 )
- runnumber for ~ でアクセスできませんのようなエラーが出た場合は、存在するファイルを参照するようにstartrunを修正する。
- うまくいっていればcosmicGuiのevents が上の画像のように増える。
- 終わりたいときはstartrunをCtrl+Cのあとで./bin/stoprunを実行。cosmicGuiはRunningを押して止める。
2023/10/16 熊山 菅原 (柳瀬)
ITk DUT Module選別/動作確認
- KEKv1.1Q14
- Masking有で4chip読める
- Chip2 encorecolumn2全消し
- 途中からcorecolumn2を狭めても謎に反映されないため、全消ししたら上手くいった
- Chip4 encorecolumn0 65535→65439
- #59102 Threshold scan
- KEKPreprodQ18
- 4chipとも読める
- Chip4右上にダメージっぽいもの存在(もとから)
- あと4chipとも定位置に応答のないpixel群が存在→HVをかけると少しマシになった、読み出しにはそこまで影響なさそう
- Chip3のencorecolumn1 65535→65023、encorecolumn2 65535→65531
- こいつらはmaskingしなくても読めるが不安定なcolumnなので消してから読んだ方がよさそう
- #59116 Threshold scan
- 使用するDUTはPreprodQ03、予備でPreprodQ18→KEKv1.1Q14
2023/10/23 前山(柳瀬)
冷却試験
前回使ったraspi07にアクセスできないのでraspi03をB4から拝借する。
試験サンプル(V1.1Q14)
default26℃→チラー10℃設定で冷やす。→OK。チラーは動いている
ペルチェとモジュールのLVを同時に入れて動作を 確認する。
17:20 ペルチェを3 A(CC),7.3 V 、モジュール 5.8 A(CC)、2.115 Vで運転。initial 26℃
17:36 モジュール温度34℃前後で安定→ペルチェ電流上げる→電圧のリミットにかかる。3A,7.3Vに戻す
→一旦チラーの設定温度を0℃にする
17:45 34℃℃前後から変わらない。ペルチェが断線してる?余っていた方(ケーブルが赤青のやつ)に繋いでみると、3Aで2.07 V
18:05 LV on, 36℃前後。チラーの温度が安定しない。-20℃に設定してから15分ぐらい待ったが、チラーが下がらず0℃~10℃くらいの広い範囲でふらつく。チラーのモニターは0℃付近でもチューブに結露無しでちゃんと不凍液が冷えてないように見える。モジュールが下がりきらないのはチラーのせい?
→チラー内の不凍液が減っているように見える。
2023/10/24 村山 西野 柳瀬
温度計動作確認&冷却試験
まず温度計単体の動作確認を行い、きちんと動作確認することを確かめた。
センサーと温度計をクーリングボックスに入れ、チラーを-20℃の設定で冷やした。ただし不凍液が少ないため、実際のチラーの温度は-5.4℃(本当はもっと高い?)だった。センサーと温度計は直接接着していないため正確にセンサーの温度が測れたわけではない。
ethaケーブルの種類によって温度計のtop側がきちんと動作しないことがあったが、bot側ならきちんと動作をした。別のethaに変えるとtop側も動作をしたためケーブルと受け口との相性が悪い?
手順
- 温度計動作確認
- su - atlasj でatlasjに移る。
- cd work/CYRIC_software_devel/RaspiTempMon に移動
- sudo python3 thermo_controll.py を実行で温度と湿度を計測
(sudo python3 thermo_controll.py -t (温度)を実行すると閾値を変更可。)
- 冷却テスト
- センサー、温度計を入れてクーリングボックスを組み立てる。このときセンサーにLVを流す。
- チラーのrun/stopボタンを押して冷却開始。
- チラーの温度と温度計の温度を記録
結果
冷やしたセンサーは100pix_E600_50um
温度計はLV無しで21℃、LV有りで22℃
チラーがきちんと冷やせるようになってから再度試験を行う必要がある。
2023/10/24 柳瀬さん 菅原 熊山
オハイオ・DPケーブル動作確認
モジュールはKEKv.1.1Q14を使って読み出しを行った。
・オハイオは交換せずにそのままのもので問題なし。
・tx=2(左から3個目)は読み出せないから使わない。→tx=0,tx=1,tx=3は大丈夫。これを使おう!
・DPケーブル三本とも正常に動作(No1,No2,No3と書いてるやつ)。問題なし。
2023/10/26 柳瀬 菅原
LV インターロック 動作確認
- 使用する電源:HMP4040(4ch LV)
- 40℃に設定、1.5VぐらいかけたらちゃんとLV OFFになった
- remote ON/OFF操作もできた、OK!
【インターロック設定やりかた】
- ~/work/CYRIC_software_devel/RaspiTempMon/に移動
- sudo python3 thermo_controll_interLock.py -t (温度) →設定温度まで上昇したらLVがOFFになる
- remote操作:HMP4040_usb.pyファイルの中身調整して実行
Peltier PS remote control
- 使用する電源:RIGOL DP821A _924、DP821A_925、TEXIO PSF400L
- RIGOL:DP821A_924、925どっちもちゃんとremote controlできた
- TEXIO:PSF400Lは前回test beam時からremote controlできてない、何かあったらbeamlineにaccessして手動で電源落とす(動作確認まだ)
- ケーブル(USB↔RS232)3本必要なのに2本迷子
【remote control やりかた】
- ディレクトリ:~/work/CYRIC_software_devel/RaspiTempMon/に移動
- DP821A _XXX_rs232usb.pyファイルの下の方で、やりたい操作に応じてコメントアウト変える
- ファイル実行してremote controlできてたらok!