ELPH Testbeam Log 2021


2021.5.12 北、中村

シンチとTLUのセットアップ

  • atlaspc24を定盤のテーブルの方に移設
  • B4からatlaspc10を持ってきて、もともとatlaspc24のあったところに設置
  • シンチとTLUのセットアップ
    • Texioの電源を準備 (シンチ+5V, -5V用 と Seabas 3.3V用)
    • HV電源を準備
    • Picoで信号を確認 >> 1個信号確認済(ノイジ―、信号の幅が大きい、最適化必要)、残り2個
    • ISEをインストール

メモ-シンチ動作のしくみ

  • シンチ動作のしくみ
    • 中2本(上下信号)�2を内蔵
    • 上下の信号がたちあがる/さがるANDを信号1としてNIM信号を作成
    • 立ち下がる方の信号のOffsetを電圧(Vcc)を変えることで上にあげるとノイズがのりづらくなる
    • 上下信号で作られたNIM信号同士のANDを取ってシンチの信号ができる
    • NIM信号幅は可変抵抗で調節可能
    • シンチとSEABASはイーサで接続、ソフトISEでファームウエアを焼く
  • シンチ回路:https://cernbox.cern.ch/index.php/s/MiwFjlIDetdQ8BC?path=%2FKEK%2FSciMPPCtrigger%2FMPPCReadOut_v5

2021.5.13 北、中村

TLUの動作確認

  • TLUの動作確認
    • ISEをpc24にインストール(場所:/opt/Xilinx/14,7/ISE-DS/ISE)
      • 起動
        • source /opt/Xilinx/14.7/ISE-DS/settings64.sh
        • ise
        • ウィンドウ開いたらopen project→~/atlasj/work/ELPHtestbeam202107/SeabasTLU/FirmwareSeabasTLU-FNAL/SeabasTLU-FNAL2020_01/FirmwareSeabasTLU-trunk.xise
      • コンパイル~Firmwareに焼く作業
        • 左のツールボックス、HierarchyのTLU_topを選択した状態でその下のボックス、Generate Programming...を右クリック。runallを選択。
        • runが終了後、.bitファイルができたことを確認
        • Generate Programming...下のManage Configuration...をダブルクリック。ISE impactを起動する。
        • ISE impact内Boundary Scanをダブルクリック。
        • 青字Right Click to Add...部分を右クリック、Initialize chainクリック。その後はとりあえずキャンセル押し続ける。
        • 回路図っぽいもののうち、焼きたい方(右サイド)をダブルクリック。
        • さっき作ったbitファイルを選択。
        • (メモリーに書き込むかきかれたらNoを選択)
        • Programをダブルクリックすることで焼ける。
      • trigger信号をだす
        • ~/work/ELPHtestbeam202107/SeabasTLU/SoftwareSeabasTLU-FNAL/SoftwareSeabasTLU-trunk/bin/trinenableを実行
    • 実際に動かす
      • TriggerEmulator を使ってtriggerが出ているか確認
        • TLU_trigmaker290周辺:4MPPC Scintiの部分をコメントアウト、For Emulation部分のコメントアウトを消した
        • TLU_trigmaker227:225をコメントアウト。227のコメントアウトを消した→busyin、GlobalbusyinのORを取るようにした
        • TLU_top250周辺:ForEmulation部分のコメントアウト削除。ForActualTriggerをコメントアウト。
        • 走らせたら信号が確認できた。TLU_trigemulaterの周波数を変更すると周波数も変わるのが確認できた。
          • 400Hzを走らせると200Hzで出てきたのでコード要確認�
      • シンチ1枚の信号でtriggerが出ているか確認
        • TLU_trigmaker254周辺:For EmulatorをFor 1MPPCのバージョンに変更(コメントアウト)
        • Emubusy&scinti[0]でトリガーを作っていたため、信号が正常に出なかった→Emubusyを消した
          • EmubusyはEmutrigと同タイミングで出るため、偶然シンチとEmutrigが重なったところでしかトリガーされていなかった
          • コメントアウトではなくそのまま削除してしまったため、どの行だったか明確に覚えていませんすいません
          • おそらくtrigmaker227のORにGlobalBusyを入れた?
        • trigmaker45周辺でGBusywidthを変えて走らせたところ、幅の異なるトリガーを確認した
        • GBusyが働いている時間はシンチのトリガーを取らないことを確認
          • たとえば3nsの幅だったら3nsごとにシンチのトリガーがきている
  • シンチの最適化
    • シンチはdaccontrol(ソフト)で動かす
      • /home/atlasj/work/ELPHtestbeam202107/SeabasTLU/SoftwareSeabasTLU-FNAL/SoftwareSeabasTLU-trunk/bin/daccontrol
      • 26、27行目の最後を変数($3)に変更
    • シンチのスレッショルドを変更
      • cd /home/atlasj/work/ELPHtestbeam202107/SeabasTLU/SoftwareSeabasTLU-FNAL/SoftwareSeabasTLU-trunk/
      • ./bin/daccontrol config 0 [0~4095任意の数字]
        • 4095にするとoffsetが上昇、コインシデンスが少なくなる。数字を小さくすると上シンチとしたシンチのANDがたくさん取れる。ノイズもひろう。

    • 添付ファイル:TLUの中のイメージ図

2021.5.19 中村、植田、熊倉、北

HSIO2でFEI4の読み出し

  • HSIO2とROI(KEK114)の動作確認
    • FPGA(HSIO2の上に乗っているZYNQ)を動かすソフトをインストール
      • atlaspc24上~/work/ELPHtestbeam202107/memo_hsio2_cc7.txtを参照
        • セキュリティをOFF
        • pc24上にZYNQと会話するためのディレクトリを作成(/opt/AtlasRceSdk)
        • sdkのソフトをwget
        • rceのソフトをgit clone(AtlasRceSdk 下にV1.11ができる)
        • 上二つは古いverだったため、yum installができるようにレポジトリを持ってきてinstall(AtlasRceSdk 下にpixelrceができる)
        • シンボリックリンクをhomeディレクトリにdaqとして貼る
        • build rce(ZYNQ側) && build host(PC側)→rceの方のbuildがうまく動かなかった。もともと焼いてあるもので動くと信じてrceのbuildはスキップ。
    • ZYNQにログイン
      • イーサで配線。(192.198.10.1)
      • pc24をDHCPサーバに設定。
        • DHCPサーバーをインストール
        • atlaspc10から/etc/dhcp/dhcp.confをコピー
        • dhcp.conf内のhost dtm50, dtm56が設定したものと同じ
        • system ctl start dhcpd.service
        • いつでもON設定になるように、systemcontrol
        • nmcil ... を入力、これでローカル用に使うことを認識してもらう。詳しくはcc7.txt参照
      • /etc/hostsファイルを書き換える。(192.168.10.1をrce0に名前変更)
        • pingを通したら通ったのが確認できた
      • ログイン:root@rce0 パスワード:root
        • 無事ログインができた
        • source setup.sh
        • calibserver
        • これでpc24と会話するための準備が整った
    • KEK114(ROI)起動
      • イーサでHSIO2とKEK114を接続
      • VDDA(アナログ回路用):1.5V, VDDD(デジタル回路用):1.2Vに設定
      • コマンドはpc24→HSIO2→KEK114で送られていくしくみ
    • GUIを動かす
      • pc24homeディレクトリ上でsource daq/rce/scripts/setup-env.sh
      • ~/work/ELPHtestbeam202107/HSIO2/に移動
      • cailbGuiでGUIが立ち上がる
    • GUIの使い方
      • Load→KEK114.cfgを選択
        • configファイルはその都度できあがるので適切なものを選択
      • Config Root DirはAbs Pathを押せばよかったは
      • Data Dirはデータを入れたいディレクトリをBrowseから指定
        • 今回は/home/atlasj/work/ELPHtestbeam202107/HSIO2/KEK114/data
      • タブでconfig HalfstaveA を選択、読み込むポートのincludeにチェックをつける
      • Scan typeプルタブから好きなTESTを選択
      • RunStart からはしらせよう
      • primlistを読み込む方法
        • 走らせるものを事前に設定して連続ではしらせられる方法
        • Load Primlistから走らせたいものを選択
        • startrun
    • 一通りrunすることを確認
    • primlistを読み込んでスキャンすることができた
      • theresholdは3000e, tot=8に設定するprimlistでチューニングをした
      • 最終的にできたファイルはrunNo25のもの

メモ-pixelのtuningとscanまとめ

  • GUIの機能一覧
    • tdac tune
      • 各pixelごとにスレッショルドの値を調節
      • 常に3000eをinjectionして反応を見る→スレッショルドを調節→�(横軸threshold縦軸pixel数の分布がだんだん細くなるはず)
    • tot-test (= analog scan)
      • 50発injectionしたときのtotの平均を算出する
      • (横軸tot, 縦軸pixel数)
    • if tune
      • Globalなtotを決める
      • フィードバックによりpreampVbfを最適化す
    • fdac tune
      • pixel by pixelでtotを調節する
      • 横軸tot, 縦軸pixel数の分布が指定したtotに向かって細くなる
    • thereshold scan
      • injection値は変えずにスレッショルドを変えたときになんpixelなるかを見る
      • だんだん下げていくので最初のほうはなるピクセルがゼロ→最後はほとんど全部なる
    • noise scan
      • CLKでトリガーを送る→ヒットがあるかどうか見る
      • あまりにもうるさいpixelはmaskする必要がある
      • 勝手にmaskしてくれる仕様
      • 走らせた後でConfig HalfstaveA タブのEditボタンからmaskの様子が確認できる
  • 注意
    • rce0のcalibserverを立ち上げてないとguiはstartrunできない
    • guiはhomeディレクトリでsourceをしないと立ち上がらない
    • 走らせてから追加で走らせる場合、必ずUpdateボタンを押さないと新しいconfigが適用されないので注意
    • なんのconfigファイルが最終的にいいやつなのか覚えておくべし

2021.6.2 五屋

シンチDAC最適化

  • シンチ最適化(3枚でefficiency測定)の準備
    • iseを立ち上げる
      • source /opt/Xilinx/14.7/ISE-DS/settings64.sh
      • ise
      • seabasTLUプロジェクトを選択
    • Firmwareを書き換える
      • TLU_top : dout[0], dout[0], dout[0], dout[0]をdout[0], dout[1], dout[2], dout[2]に
        • 逆でしたdout[2], dout[1], dout[0], dout[0]
      • trigmaker : For 4MPPC testモードのコメントアウトを外した
      • trigmaker : For 4MPPC testモードのROIFIREDを消した
      • TLU_top : 248周辺のdebugmodeをONにした
      • iseimpactで焼く(TLUtop.bitを焼く)
    • シンチのセットアップ
      • 3枚stack
      • HVの電流を3倍にした
    • シンチのdaqcontrol
      • cd ~/work/ELPHtestbeam202107/SeabasTLU/SoftwareSeabasTLU-FNAL/SoftwareSeabasTLU-trunk
      • source /scripts/setup_SeabasTLU.sh
      • cd ~/work/ELPHtestbeam202107/SeabasTLU/SoftwareSeabasTLU-FNAL/SoftwareSeabasTLU-trunk
      • ./bin/daccontrol command [channnel] [dacval] [dacval]
        • dacvalは0~4095まで
        • 最初はゼロに設定
    • ほしいイベント数とる
      • cd bin
        • binにいないとstartrunできないバグ
      • ./startrun [走らせたいイベント数]
      • 今回は1万走らせた
    • データ解析ソフトを使えるようにする
      • 困ったらREADME.mdを参照のこと
      • cd ~/work/ELPHtestbeam202107/SiliconTBSoftware-20210601
      • source /opt/rh/devtoolset-7/enable
      • cd config
      • ./configure.sh
      • source setup_local.sh
      • make
      • cd OnlineMonitar /src
      • ./mkconfig.sh : config.txt
      • ../bin/onlinemon config.txt
    • データ解析ソフトにはバグがありそう、、、
      • 回すたびに結果が違くなる
    • シンチ3枚では貫通しなかったため2枚に変更
      • efficiencyはかりたいものを上、トラック通ったのを確認するものを下に
      • dout[1], dout[1], dout[1], dout[0]に変更
      • [1]をトリガー(下側)にして測定、efficiency30%ほど(2層目のdac1000)
      • [1]をトリガー(下側)にして測定、efficiency30%ほど(2層目のdac2000)
        • 結構時間かかる。。。
        • efficiencyがよくはならなかった、なぜ?

困ったこと

  • シンチの信号が見えない
    • 3つ接続したことによって電流が不足?、currentmaxを3倍にした。
    • プローブはそのオシロ専用のものを使わないと見えない。
  • シンチのイベントが全然来ない
    • ノイズのANDのせいでイベントが取れない。
    • ベータ線では貫通しにくいため10万イベントで3,4個しか来てない
    • 1番下がうるさいのでdacをあげたりしたがあまり効果なし
    • ソフトのバグ?
      • doutの入力順が違かった、後ろからでした(詳細は上の斜文字)
    • 1番下/真ん中だけをトリガーにしてデータをとった
      • doutの入力順が正しいことを確認できた
    • 貫通するイベントは少ないのかもしれない…というかない。。。
    • どのdac値でもだいたいefficiency30%…3分の2は偽物のイベント(ノイズ)では:一晩走らせてとれるかどうかを確認する
  • 線源を直置きすると信号が見えない
    • いっぱいイベントが来すぎるとキャパオーバーして信号を出さない
    • 適度にシンチと線源を離すとうまくいく

2021.6.13

  • Lecroyオシロの動作確認
    • TLUからtrigを出してデータをとる

2021.6.16~17

SeabasとTLUの動作確認

TLUとSeabasを繋げた全体の動作確認

  • 全体を設置
    • テレスコープの順番
      • 案A KEK144→141→センサー→132→ROI(114)→シンチ→シンチ
      • 案B KEK144→141→センサー→142→132→シンチ→シンチ
    • 裏面パッチパネルとテレスコープ対応表
      • 作成中(2021.6.24)
    • LV分配パネルに4pinmolexを接続
    • テレスコープ用の電源はここからもらうことにした
      • 赤molexと黒molexが逆についていたため、LV分配ボードのC2-2とC3-0にー1.8Vを印加
      • LVの電源をつけてcurrentが流れていることを確認
    • HVを接続
      • HVをHVprotection基板を通した先でTlemoでそれぞれ分配
        • HVprotection基板はもともとかかっている1MOhmかけた
      • (後日)lemoだと不安定なため、BNCで分岐させてlemoで接続する方法に変更
  • DAQシステム起動、接続など
    • HSIO2
      • 一度抜いて違うUSB-Ethaをさしてしまったため認識してもらえなくなった
      • 新しいUSB-Ethaを使って以下の手順で再度DHCPサーバーで名前を付けてもらった
        • pc24ネットワークの設定を開く
          • IPアドレスを192.168.1.70に設定
          • ネットマスク:255.255.255.0
          • ゲートウェイ:192.168.10.1
          • ルートをOFF
          • 適用
        • DHCPサーバーを立ち上げなおす
          • 現在の動きを確認:systemctl status dhcpd.service
          • 再起動:systemctl restart dhcpd.service
          • 動いたか確認:systemctl status dhcpd.service
        • ネットワークの設定からEtha接続をいったんOFF→再度ON
        • ping 192.168.1.70とrce0が通るようになった
      • calibGuiを立ち上げ(方法は前述)
        • calibgui中ですべてのテレスコープを認識してくれない
          • plimlist.cfg中でchipシリアルNoがかぶっているものがあったので書き換えた
          • 以下与えたシリアルNo
            • 作成中(2021.6.24)
          • シリアルNoを変えたら認識してもらえた→解決
        • なかなかdigitalscanが通らない。
          • テレスコープについては設定部分でinlinkを同じ数に設定。outlinkはそれぞれで設定。→解決
        • 時々KEK144の下側のコマンドが通らなくなったりした。ポート22
          • ケーブルを抜き差ししたら治ったのでよくわからない
        • 無事scanとtuningができた
          • digital scanを通すとcurrentは2.4→3.2uAくらいまで上がった
    • SeabasとHSIO2を接続する
      • HSIO2に向かって左側にLemoコネクターがいっぱい並んでるように見ると上から4番目にTLUのCMOSin0(=Busy)
      • 一番上にCMOSout4を繋げた(逆かもわすれました)
    • CosmicGui の立ち上げ
      • rce0にsshしてcalibguiを立ち上げる(前述)
      • sourceいるか忘れました
      • cosmicGui -i [rceのアドレス=192.168.1.70]
      • Guiが立ち上がったらloadからファイルを全部選択
      • dataformat root->rawに変更
      • CMOSが出てることを確認→出てない
        • calibguiを再起動、rce0をreboot
        • runは始まるがトリガーを受け取っていない
        • 下の画像のように設定→解決
      • Latencyを先人のメモより230に設定
  • DAQをしてみる
    • スケーラーを接続、

メモ

  • 厚みなど
    • ROI:厚み0.5mmのアルミが裏についている
    • テレスコープ:表面にフレキ。2層基板12umの銅+50umのかぷとん+緑のレジスト
  • テレスコープの設定
    • inlink : コマンドを送信する方。テレスコープは同じものを指定しないとダメ
    • outlink : コマンドを受け取るほう。それぞれのRJ45に1個ずつついている
  • HSIO2とLVのGNDは同じにしないとダメ。
    • 今回つなげてない時に測定したら120mV程度の電位差があった。
    • つなぐと20mV以下に
    • ELPHは電源がやばいらしいのでトランスを持っていくか?
  • cosmicgui
    • 困ったらcosmicGui -hでヘルプ表示

2021.6.23

KC705アダプターボードの実装

  • SeabasTLU をKC705にしたい
  • アダプターボードを実装した
    • LPC
    • NIMin[0]、NIMout[0]
    • LVCMOSin[0]、LVCMOSout[0]
    • 電源まわり(±5V、3.3V)も実装、いくつかのパスをジャンパーピンでつなげられるようにした
      • +5V
        1. LPCpinから出ている12Vを+5Vに変換:12Vが出ていなかったため使用不可
        2. 4pinmolexから取ってくる
        3. ADCpinから直接取ってくる
      • −5V
        1. 元々基板の中のものをマイナス5Vに変換:コンパレーターが電流が流れると十分なVoltageに変換されないので使用不可(LTC1046CS8 はもう使わない!次にボード作るときはこれ使わない!!!)
        2. 4pinmolexから取ってくる
      • 3.3V
        1. LPCpinから出ているものを使う
        2. 4pinmolexから取ってくる
  • Emutrigを入れて動作確認
    • LVCMOS[0]とNIMin[0]からの信号が確認できた
    • 結局電源まわりは3.3VをLPCから、±5Vを4pimolexから取ってきた、本番もそうなる気がする

2021.6.28

FlashADCDT5742 のインストール

  • 目的:データをバイナリファイル1つで取れるようにしたい
  • gitに上がっていたコードを引っ張ってきた(https://github.com/CMS-MTD/WaveDumpDT5742.git)
    • 合わせて必要なsoftwareをインストールした(CAENComm-1.4.1,CAENDigitizer-2.16.3,CAENUSBdrvB-1.5.4,CAENVMELib-3.2.0)
    • automakeのバージョンが合わなかったので、automake-1.11.1もインストールした
  • コンパイル
    • configを通すときに通す先を指定する(--prefix=DIR)
  • その他やったこと
    • /tmp/RunFile.txtを作成。今は意味のない文字列しか入ってない。このファイルを読まないとwavedumpが走らないので、とりあえず作った。適宜今後変更する。
    • コマンドラインから入力できるようにする。wavedumpを立ち上げるとすぐにデータを取り始めるようになっていたので、この変更をした。具体的には/src/WaveDump.Cファイル中の以下の2点を変更した

KC705Firmware 書き

  • (6/29までの進捗状況まとめ、何日にやったかは忘れました)
    1. Sitcpを入れてpingが通ることを確認
    2. Firmware本体の動作確認:OK
      • スイッチを押してXADC_GPIOのピン/LEDがhighになるのか?
        • XADC_GPIOの17、18、19、20ピンはassignできたのでLVCMOS25を入れた
        • LEDが8個並んでいるのでスイッチOn/Offで変わるか確認
    3. SeabasのFirmwareのコードをコピー
    4. .xdcファイルの中のpinassignを編集、LPCの説明書と設計図を確認しながらピンをassign
    5. CLKの設定
      • CLKwizardで20M, 40M, 50M, 100M, 160M, 400MHzを設定
      • XADC_GPIOのピンをプローブしてCLKを確認→確認できた
      • カニボードのCMOSoutで確認→確認できず…
        • 100KのCLKを中で貰おうとしていた。SeabasのをコピーしてきてしまったためKC705のこの時点では100KのCLKがなかった。
        • 100KのCLKを作るモジュールをkc705tlu.vに追加。→解決
    6. 追加設定
      • Startrun、Stoprunの状態をLEDで表示
        • RBCP_WDのパラメータでSTARTRUN、STOPRUNをゼロイチで決めている。
        • 例えばStartrunは11111010、Stoprunには11110101など。
        • ledはdebugledって名前になっている。
    7. fifoの設定
      • 今まで(Seabas)…fifo2つ(FPGAが2個あったから1個ずつ乗せられてた)
      • 今回(KC705)…fifo1つ
      • 2つだとコンパイルが通らないのであきらめて1つにしました。sitcpの中のfifoを消滅させてTLUのDataSenderのfifoを採用
    8. EmutrigBeam の確認
    9. シンチトリガーの確認
    10. Daccontrolの実装
      • できない…
  • 謎現象まとめ
    • エディタをつけたままコンパイルすると設定が変わらない。なんで?→vivadoのHardwaremanagerを閉じなかったのがまずいかも
    • 結構な確率でPCにJTAGを認識してもらえない…とくにきたさんがやったとき
      • どちらにせよ絶対に同じPCに2個以上のJTAGをさしたらだめ

2021.6.29

maskの復習

  • とりあえずKEK114のconfigを通す
    • digitalscan, analogscanが通った
    • HVをかけた→0~0.28uAをふらふらしていた
      • configが通らなくなったなんで
      • HVprotectionboadのCh5を使ってたのがいけないのか?
      • HVprotectionboadを使わずにplimlist→スレッショルドもいいかんじにtuneできた
      • HVprotextionvoadのCh1を使ってplimlist→よい感じにtuneできた
      • Ch5が死んでいるのか?→抵抗値をはかったら普通だった。。なんでだろう
  • maskの作り方
    • ~/work/ELPHtestbeam202107/HSIO2/scripts/mkmask.shのmin/maxのrowとcolumを書き換える
      • 今回はminrow=130, maxrow=155, mincol=42, maxcol47に設定
    • ./mkmask
    • できたhitbus_test01.datファイルを~/work/ELPHtestbeam202107/HSIO2/20210524/rceconf/masks/hitbus_KEKXXX_RJX_primlist_4local__fe0__XXX.datに上書き
    • calibGuiのUpdateを押してSelftriggerscan。
    • 横長のhitmapが確認できた。

2021.6.30

HSIO2LecroyADC)"> 全部繋げて動かしました(HSIO2、Lecroy、ADCの同期)

  • セットアップを組んだ
    • HSIO2上から4番目がbusyで1番目がTrigger
    • coolingboxの中にテレスコープとLGADを入れてLGADに線源をはりつけた
    • ROIとシンチを近くに置いてROIに線源をはりつけた
  • HSIO2のポート21、22のconfigが通らない。なんで
    • ケーブル抜き差ししてもダメ
    • LVをさし直してもダメ
    • LVはちゃんとかかっている
    • currentが上がっていないのでそもそもconfigが通ってない
    • 結局21、22を使うのはあきらめてその他を動かすことにした
  • Lecroyのconnectovitytest.pyが通らない。なんで
    • utilities→utilities setup→下タブのremoteの部分をLXI(VXI11)に変えた→解決
  • KC705のFirmware
    • .dout(全部シンチ①につなげた)、.ROIin(ROI、NIMin[0])、.Busyin(LVCMOSin[0]、HSIO2のbusy)
  • 1.1ms busyのEmutrigで試す、それぞれに10000トリガーを送った
    • ADC(DAQtestEmu.dat):10106、スケーラー:10106、Lecroy(runNo10000):10000、HSIO2(runNo54):0
    • ADC(DAQtestEmu2.dat):10106、スケーラー:10106、Lecroy(runNo10001):10000、HSIO2(runNo55):10100
  • 1.2ms busyのシンチ+ROIのアンドトリガーで試す、それぞれに10000トリガー送った
    • ADC(DAQtest1.dat):10097、スケーラー:10097、Lecroy(runNo10002):10000、HSIO2(runNo56):10093
    • ADC(DAQtest2.dat):10097、スケーラー:10097、Lecroy(runNo10003):10000、HSIO2(runNo60):10087
    • ADC(DAQtest5?.dat):10097、スケーラー:10097、Lecroy(runNo10003):10000、HSIO2(runNo61):10085
  • データを保存する場所を~/work/ELPHtestbeam07/(それぞれのDAQ名)/data/に書けるようにした
  • 最新版を読んでくれるようにした
  • Lecroyのデータが保存されない なんで

-- Koji Nakamura - 2021-05-12

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