Difference: TuningManual (1 vs. 5)

Revision 52015-04-03 - AtlasjSilicon

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META TOPICPARENT name="USBPixI4Instruction"
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Tuning Manual

基本的には個々のピクセルのThresholdとToTの応答を揃える作業を行っている。以下に各チューニングの概要を示す。

Revision 42015-04-03 - AtlasjSilicon

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META TOPICPARENT name="USBPixI4Instruction"

Tuning Manual

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基本的には個々のピクセルのThresholdとToTの応答を揃える作業を行っている。以下に各チューニングの概要を示す。
Thresholdチューニング

個々のピクセルのThresholdを揃える作業。個々のピクセルのThresholdの値は

Threshold = (256*Vthin_AltCoarse + Vthin_AltFine) + (TdacVbp * Tdac)

で決まる。グローバルパラメータ(Vthin_AltCoarse, Vthin_AltFine, TdacVbp)は全ピクセル共通の値であり、ローカルパラメータ(Tdac)は個々のピクセルに割り当てられたパラメータである。

まずグローバルパラメータのチューニングを行うために、GDAC_FAST_TUNEを行う。

GDAC_FAST_TUNEでは全体のスレッショルド分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。実際にいじっているパラメータはVthin_AltFineとVthin_AltCoarseである。

Vthin_AltCoarse=1はVthin_AltFine=256に対応しており、これらの値が大きいほどスレッショルドは高くなる。

スレッショルドのターゲットバリューはScan ParsのThreshold target value for G/TDAC tuningで変更。スレッショルドを2400 eにしたければ2400と入力すればよい。

ローカルパラメータのチューニングにはTDAC_FAST_TUNEを行う。これはTdacの値を変更してThresholdの値をターゲットに合わせる作業である。

ToT チューニング

ある既知の電荷量が収集されたときに個々のピクセルのToTの応答を揃える作業。

ToT の応答を揃えるためにFeedback Currentの量を調整する。Feedback Currentが大きいと、ToTは小さくなり、Feedback Currentが小さいと、ToTは大きくなる。

個々のピクセルのFeedback Currentの値は

Feedback Current = PrmpVbpf + FdacVbn * Fdac

で決まる。グローバルパラメータ(PrmpVbpf, FdacVbn)は全ピクセル共通の値であり、ローカルパラメータ(Fdac)は個々のピクセルに割り当てられたパラメータである。

まずグローバルパラメータのチューニングを行うために、IF_TUNEを行う。

IF_TUNEは全体のTOT分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。

ターゲットバリューはScan ParsのToT target value for IF/FDAC tuningとReference charge for IF/FDAC tuningで変更。

ピクセル電極で10000 e収集されたときにToTを5 BC (Bunch Crossing) 分返したいときは、前者に5、後者に10000と入力す ればよい。実際にいじっているパラメータはPrmpVbpfである。

ローカルパラメータのチューニングにはFDAC_TUNEを行う。これはFdacの値を変更してToTの値をターゲットに合わせる作業である。

PrimList

 いろいなスキャンを組み合わせてチューニングを行うが、ひとつひとつ手動で行うと面倒なのでprimlistという機能を使う。スキャンのprimlist内に並べれば順々にスキャンを進めてくれる。Primlistのパネルへは [Right Panel]->[Primlist Panel]として移動する。ここにスキャンを[Add]することができる。例えば以下のようなリストを作るとよい。
Prim Lists Comments
RX_DELAY_SCAN 動作確認
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TOT_CALIB ToT to Vcalキャリブレーション
Primlistを作成したらoutput fileにBrowseでファイル名を入力。緑色のボタンでスタート。このリストの場合、すべてのスキャンが完了するまでにかかる時間は30~60分程度である。
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以下に各チューンの概要を記す。

GDAC_FAST_TUNEでは全体のスレッショルド分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。実際にいじっているパラメータはVthin_AltFineとVthin_AltCoarseである。

Vthin_AltCoarse=1はVthin_AltFine=256に対応しており、これらの値が大きいほどスレッショルドは高くなる。

スレッショルドのターゲットバリューはScan ParsのThreshold target value for G/TDAC tuningで変更。スレッショルドを2400 eにしたければ2400と入力すればよい。

IF_TUNEは全体のTOT分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。ターゲットバリューはScan ParsのToT target value for IF/FDAC tuningとReference charge for IF/FDAC tuningで変更。

ピクセル電極で10000 e収集されたときにToTを5 BC (Bunch Crossing) 分返したいときは、前者に5、後者に10000と入力す ればよい。実際にいじっているパラメータはPrmpVbpfである。

 -- Atlasj Silicon - 2015-03-30

Comments

Revision 32015-04-03 - AtlasjSilicon

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META TOPICPARENT name="USBPixI4Instruction"

Tuning Manual

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THRESHOLD_SCAN after Local Tuning
ANALOG_TEST 2
TOT_CALIB ToT to Vcalキャリブレーション
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Primlistを作成したらoutput fileにBrowseでファイル名を入力。緑色のボタンでスタート。このリストの場合、すべてのスキャンが完了するまでにかかる時間は30~60分程度である。
 
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Primlistを作成したらoutput fileにBrowseでファイル名を入力。緑色のボタンでスタート。このリストの場 合、すべてのスキャンが完了するまでにかかる時間は30~60分程度である。!
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以下に各チューンの概要を記す。
 
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以下に各チューンの概要を記す。! GDAC_FAST_TUNEでは全体のスレッショルド分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。実 際にいじっているパラメータはVthin_AltFineとVthin_AltCoarseである。Coarse1はFine256に対応してお り、これらの値が大きいほどスレッショルドは高くなる。スレッショルドのターゲットバリューはScan ParsのThreshold target value for G/TDAC tuningで変更。スレッショルドを2400 eにしたければ2400と入力 すればよい。! IF_TUNEは全体のTOT分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。ターゲットバリューはScan ParsのToT target value for IF/FDAC tuningとReference charge for IF/FDAC tuningで変更。ピクセル電極で 10000 e収集されたときにToTを5 BC (Bunch Crossing) 分返したいときは、前者に5、後者に10000と入力す ればよい。実際にいじっているパラメータはPrmpVbpfである。
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GDAC_FAST_TUNEでは全体のスレッショルド分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。実際にいじっているパラメータはVthin_AltFineとVthin_AltCoarseである。

Vthin_AltCoarse=1はVthin_AltFine=256に対応しており、これらの値が大きいほどスレッショルドは高くなる。

スレッショルドのターゲットバリューはScan ParsのThreshold target value for G/TDAC tuningで変更。スレッショルドを2400 eにしたければ2400と入力すればよい。

IF_TUNEは全体のTOT分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。ターゲットバリューはScan ParsのToT target value for IF/FDAC tuningとReference charge for IF/FDAC tuningで変更。

ピクセル電極で10000 e収集されたときにToTを5 BC (Bunch Crossing) 分返したいときは、前者に5、後者に10000と入力す ればよい。実際にいじっているパラメータはPrmpVbpfである。

  -- Atlasj Silicon - 2015-03-30

Revision 22015-04-03 - AtlasjSilicon

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META TOPICPARENT name="USBPixI4Instruction"

Tuning Manual

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いろいなスキャンを組み合わせてチューニングを行うが、ひとつひとつ手動で行うと面倒なのでprimlistと いう機能を使う。スキャンのprimlist内に並べれば順々にスキャンを進めてくれる。Primlistのパネルへは [Right Panel]->[Primlist Panel]として移動する。ここにスキャンを[Add]することができる。例えば以下のよ う!なリストを作るとよい。!
  • ! ---動作確認---!

  • ! RX_DELAY_SCAN!

  • ! DIGITAL_TEST 1!

  • ! ANALOG_TEST 1!

  • ! ---グローバルパラメータのチューニング---!

  • ! GDAC_FAST_TUNE 1!

  • ! IF_TUNE 1!

  • ! GDAC_FAST_TUNE 2!

  • ! save global cfg.!

  • ! TOT_VERIF after Global Tuning!

  • ! THRESHOLD_SCAN after Global Tuning!

  • ! ---ローカルパラメータのチューニング---

  • ! TDAC_FAST_TUNE 1!

  • ! IF_TUNE 2!

  • ! FDAC_TUNE 1!

  • ! TDAC_FAST_TUNE 2!

  • ! FDAC_TUNE 2!

  • ! save local cfg.!

  • ! ---結果確認---!

  • ! DIGITAL_TEST 2!

  • ! TOT_VERIF 2!

  • ! THRESHOLD_SCAN after Local Tuning!

  • ! ANALOG_TEST 2!

  • ! ---ToTキャリブレーション---!

! TOT_CALIB!
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いろいなスキャンを組み合わせてチューニングを行うが、ひとつひとつ手動で行うと面倒なのでprimlistという機能を使う。スキャンのprimlist内に並べれば順々にスキャンを進めてくれる。Primlistのパネルへは [Right Panel]->[Primlist Panel]として移動する。ここにスキャンを[Add]することができる。例えば以下のようなリストを作るとよい。
Prim Lists Comments
RX_DELAY_SCAN 動作確認
DIGITAL_TEST 1
ANALOG_TEST 1
GDAC_FAST_TUNE 1 グローバルチューニング
IF_TUNE 1
GDAC_FAST_TUNE 2
save global cfg. 結果保存
TOT_VERIF after Global Tuning グローバルチューニング結果確認
THRESHOLD_SCAN after Global Tuning
TDAC_FAST_TUNE 1 ローカルチューニング
FDAC_TUNE 1
TDAC_FAST_TUNE 2
FDAC_TUNE 2
save local cfg. ローカルチューニング結果保存
DIGITAL_TEST 2 ローカルチューニング結果確認
TOT_VERIF 2
THRESHOLD_SCAN after Local Tuning
ANALOG_TEST 2
TOT_CALIB ToT to Vcalキャリブレーション
  Primlistを作成したらoutput fileにBrowseでファイル名を入力。緑色のボタンでスタート。このリストの場 合、すべてのスキャンが完了するまでにかかる時間は30~60分程度である。!

Revision 12015-03-30 - AtlasjSilicon

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META TOPICPARENT name="USBPixI4Instruction"

Tuning Manual

いろいなスキャンを組み合わせてチューニングを行うが、ひとつひとつ手動で行うと面倒なのでprimlistと いう機能を使う。スキャンのprimlist内に並べれば順々にスキャンを進めてくれる。Primlistのパネルへは [Right Panel]->[Primlist Panel]として移動する。ここにスキャンを[Add]することができる。例えば以下のよ う!なリストを作るとよい。!

  • ! ---動作確認---!

  • ! RX_DELAY_SCAN!

  • ! DIGITAL_TEST 1!

  • ! ANALOG_TEST 1!

  • ! ---グローバルパラメータのチューニング---!

  • ! GDAC_FAST_TUNE 1!

  • ! IF_TUNE 1!

  • ! GDAC_FAST_TUNE 2!

  • ! save global cfg.!

  • ! TOT_VERIF after Global Tuning!

  • ! THRESHOLD_SCAN after Global Tuning!

  • ! ---ローカルパラメータのチューニング---

  • ! TDAC_FAST_TUNE 1!

  • ! IF_TUNE 2!

  • ! FDAC_TUNE 1!

  • ! TDAC_FAST_TUNE 2!

  • ! FDAC_TUNE 2!

  • ! save local cfg.!

  • ! ---結果確認---!

  • ! DIGITAL_TEST 2!

  • ! TOT_VERIF 2!

  • ! THRESHOLD_SCAN after Local Tuning!

  • ! ANALOG_TEST 2!

  • ! ---ToTキャリブレーション---!

! TOT_CALIB!

Primlistを作成したらoutput fileにBrowseでファイル名を入力。緑色のボタンでスタート。このリストの場 合、すべてのスキャンが完了するまでにかかる時間は30~60分程度である。!

以下に各チューンの概要を記す。! GDAC_FAST_TUNEでは全体のスレッショルド分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。実 際にいじっているパラメータはVthin_AltFineとVthin_AltCoarseである。Coarse1はFine256に対応してお り、これらの値が大きいほどスレッショルドは高くなる。スレッショルドのターゲットバリューはScan ParsのThreshold target value for G/TDAC tuningで変更。スレッショルドを2400 eにしたければ2400と入力 すればよい。! IF_TUNEは全体のTOT分布の中心値をターゲットバリューに合わせている。ターゲットバリューはScan ParsのToT target value for IF/FDAC tuningとReference charge for IF/FDAC tuningで変更。ピクセル電極で 10000 e収集されたときにToTを5 BC (Bunch Crossing) 分返したいときは、前者に5、後者に10000と入力す ればよい。実際にいじっているパラメータはPrmpVbpfである。

-- Atlasj Silicon - 2015-03-30

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