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Installation and SetupIntroductionUSBPixシステムは文字通りUSB接続を用いて読み出しを行うData AcQuisition (DAQ) システムである。ドイツのボン大学が開発し、現在ATLASグループのピクセル型検出器の簡易試験システムとしては標準的なも のとなっている。 本システムの特徴は、PCとの接続にUSBケーブルを用いている点である。今までの装置では、主にVMEの専用PCボードをPCのマザーボードに差すことで接続を行っていたが、これにはPCの機械的構造とOSのドライバーの対応性に依存していた。今回の装置では汎用的な接続規格であるUSBを用いることで、PCボードというような汎用性の低い装置を使わずに済み、ラップトップでも動かすことが可能となった。 正確にはわからないが、より汎用性の高い規格のもうひとつのパターンであるLANケーブルを用いなかったのは、USBケーブルの方がLANケーブルよりも転送が速いこと、LANは複数ついているものは少ないが、 USBは大抵複数個ついているため扱いやすいことといった理由があるのだろう。 USBPixシステムの全体図を図1に示す。大きく分けて以下のような3つのパートがある:
準備PCとUSBpixシステムを準備。Windows XP/7 32bit/64bitそれぞれで動くことは確認済み。ただし、FE-I3 のセンサーは32bitのOSでは読み出せないので注意。FE-I3用のDAQソフトウェアは開発が終了しており、ドライバが64bitのOSに対応していない。ただし、FE-I4を読み出す場合は64bitのOSを用いたほうが遥かに速い。64bitに対応したのはversion4から。Linuxでも動くようだが未確認。Windows 8ではおそらくドライバがインストールできず動作しない。USBPix試験測定用ソフトウェアのインストールUSBpixの読み出しにはSTcontrolというソフトウェアを用いる。このソフトウェアのインストール方法を 以下に示す。
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